貨物トラックのフェリー乗降にETC活用実験へ

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2018.12.17

ETCで乗船スイスイ/国内初・貨物トラックのフェリー乗降実験へ(Web東奥)

yahooニュース 東奥日報

 

八戸-苫小牧(北海道)間を結ぶ「シルバーフェリー」を運航する川崎近海汽船(本社東京)は、本年度中に自動料金収受システム(ETC)を活用した貨物トラックのフェリー乗降実験をスタートさせる。乗船手続きや運賃支払いの簡略化などが目的で、国内初の試みという。

 

 同社によると、実験は来年1月ごろから数カ月間実施する。八戸フェリーターミナル入り口と、フェリー車両積載口の手前にETCセンサーを設置。八戸-苫小牧を往復する4隻のフェリーに積み込む特定業者の貨物トラックを対象とし、業者名や車番などを同社事務所で把握する。実験を提案したETC関連団体が実施主体となり、同社が協力する形で行う。

 

 ETCが実用化すれば、車両情報や積み荷の内容をデータ化して管理できるほか、乗船申込書の記入が不要になる。利用客の利便性向上やターミナル窓口の混雑解消につながり、運賃回収の簡易化や従業員の負担軽減など運航側のメリットもある。同社フェリー部の嶋村嘉高部長代理は「利用客のためにも、実験が成功して準備が整えばぜひETCを導入したい」と語った。

 

 同フェリーを月2、3回ほど利用するという函館市のトラック運転手長谷川昌彦さん(63)は「乗船手続きで窓口が混雑していて不便に感じたことがある。(ETCが)導入されればとても助かる」と話した。