外国人技能実習生の実習実施者に対する監督指導、送検等の状況を公表/厚労省

五十嵐 五十嵐

2024.08.02

厚生労働省は7月31日、全国の労働基準監督署等が、2023年に外国人技能実習生の実習実施者に対して行った監督指導や送検等の状況を公表しました。

労働基準関係法令違反が認められた実習実施者は、監督指導を実施した1万378事業場のうち7,602事業場(73.3%)。

主な違反事項は、使用する機械等の安全基準(23.6%)、割増賃金の支払(16.5%)、健康診断結果についての医師等からの意見聴取(16.2%)など。

重大・悪質な労働基準関係法令違反により送検したのは27件。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41831.html